みなさーん、心のお疲れ溜まってませんか?
疲れを感じていても、みんなも大変だからとか、男たるもの・・とか、私は母だからとか、私は友達いないからとか、大人の分別を発揮して我慢してませんか?
私自身はちょっと前までわりとだいじょぶ、と思ってたんですけどね、最近さびしくて気力がなくて、これがうわさのコロナ疲れでしょうか。
心の疲れは軽いうちに回復しなくちゃ、ということで、日常の買い物を癒しカウンセリングにしてしまう方法で、こまめに心を癒しています。
何の準備もいらないし、お金もかからないし、たった10秒でできる方法なんです。
その方法とは
お買い物の時に、ちょっと心を開いたひとことを言う
というもの
「これ食べて元気になるよ」とか
「疲れてるからお花買おうと思ったの」とか
「この買い物は私を元気にしてくれます」という気持ちをひとこと添えると、会話が始まり、プチカウンセリグを受けたように心が癒されることがあります。
あ、いま照れくさい!と思いましたか?
ですよねぇ。うら若き乙女やダンディーな殿方は、おばさんみたいに買い物で話すのは抵抗がありますよね。
しかしこれには絶大な癒し効果があるので、「俺、疲れてねーし」という元気なボーイにも試していただきたいなぁ。
スルーされたって大丈夫。自分の気持ちを外に出すだけでもガス抜きになります。私はこれをツイッター効果と同じと思っています
どういうことかご説明したく、よかったら続きを読んでください。
- 買い物で「ペイペイで払います」以外の言葉を発してますか?
- その買い物のきっかけは何ですか?
- 気持ちを伝え合う会話は、他人でも短くても癒される
- スルーされても大丈夫。ツイッターと同じ理屈で満足できる
- お洋服屋さんで二人で泣いてしまった話
- まとめ:元気をくれる人は街中にいるし、自分も誰かを励ましてるかも
買い物で「ペイペイで払います」以外の言葉を発してますか?
自粛生活が長引き、家族や仕事以外の人と話す機会が減っていませんか?
私は一人暮らしの在宅勤務で、「やばいくらい」誰とも話してないです。去年は頻繁にやっていた「zoomお茶会」も、みんな飽きたのか最近あまりやってないなぁ。
仕事以外の会話は、買い物の時に「マイバックあります」「PayPayで払います」というくらい。
これでは心の疲れがたまって当然だ、、、と思って、お買い物の時にひとことだけ、気持ちを話すことにしました。
さいきん獲得した「おばちゃん力」の出番です。
その買い物のきっかけは何ですか?
ひとこと気持ちを話す、とはたとえばこんな感じです。
ケーキ屋さんにて「こちらのシュークリームは美味しいから食べたら元気になれると思って」
お花屋さんにて「最近疲れてるからお花買おうと思ったの」
とお会計の時にお店の人に伝えます。
買い物の動機ってたいてい「元気になりたいから」などポジティブなものじゃないですか?
金曜だからちょっとビールを、おつまみに唐揚げを買う、それって元気になりたいからですよね。その気持ちを言ってみることにしたんです。
トイレットペーパーを買う時に「これで拭こうと思ったの」というのはさすがにやり過ぎと思うけど(笑)。
気持ちを伝え合う会話は、他人でも短くても癒される
そのひとことがきっかけとなって本音の会話が始まることがあります。
お花屋のおじさんとは「大きな花束は売れないけど、自宅用の花を買う人は増えてますよ。しかしいつまで続くんですかね、、」と会話が始まり、最後は「この花で元気出してね」と励ましてくれました。
ケーキ屋のおねえさんは新作の紹介や、ピスタチオクリームについて詳しく教えてくれて、「私たちも頑張ってケーキ作らなきゃ」と笑顔で言ってくれて、ケーキがいっそう美味しくなりました。
コロナ禍でどんなお商売も大変です。こちらの何倍も、コロナで心が疲れていることでしょう。短い会話ですが不安でも頑張っていらっしゃるのを聞くと、私も頑張ろうと元気になれます。
お店の方は遠い関係のはずなのに、友人と毎日かわすグループLINEや、オンライン会議での雑談よりも「心が和んだ」と感じることがあります。
不思議だなぁ。
他人だからこそ話せた弱音を交換しあうからですかね。
あとは新鮮さかな。もちろんいつもコミュニケーションしてくれる友達や同僚には感謝感謝ですが。
スルーされても大丈夫。ツイッターと同じ理屈で満足できる
当然ながら、毎回本音トークができるわけではありません。「はあ」と戸惑った反応のこともあるし、まったくスルー、という時もあります。
そんな時でも大丈夫。
不思議なもので、自分の気持ちを口に出しただけでもちょっと心が軽くなります。
ツイッターにひとことつぶやくと、反応がなくても満足できることありませんか?あれと同じです。会計時のひとことにもツイッター効果があります。
「ここの唐揚げおいしいからね」の言葉に返事がなくても、相手がいる以上それはアウトプットです。
自分が言いたいから言っただけ。見返りを期待するものではありませんし、お店の人もお忙しいです。スルーに終わっても「これはツイッター」と思えば大丈夫です!
お店の人に話かけるなんて恥ずかしい、という方は、音声ツイッターだと思って試していただけたら、と思います。
ちなみに私のツイッターは ファニー (@fuAnny_life) | Twitterd です。よかったらフォローしてください。
お洋服屋さんで二人で泣いてしまった話
そんなある日の、小さなお洋服屋さんでの出来事です。その日はお洋服の作り手がいらしてオーダーできるとのことだったので、一着お願いすることにしました。
その方とお話しながら注文書を書き、いつものように「さいきんどうも元気がなくてね・・でもこのお洋服の出来上がりはとっても楽しみ。」と「気持ちのひとこと」をぽそっと言ってみました。
顔を上げると、なんと作り手の方が泣いていました。お話を伺うと、昨年の緊急事態宣言でお洋服が売れなくなり、絶望したけどお客さんの励ましで立ち直りつつあることを思い出したそうです。
涙をみたらこちらまで泣いてしまって、、、さいきん寂しくてたまらないこと、新しい洋服をお願いしたら元気が出たことなど、感情が押し寄せました。
コロナ禍で、みんなギリギリのところで感情を食い止めてるのかもしれません。
洋服の作り手さんと私は初対面の他人で、これはただの買い物です。しかしたった一瞬でも、商品を介して確かに心が繋がったと感じられました。
まとめ:元気をくれる人は街中にいるし、自分も誰かを励ましてるかも
今回の「不安をFunに」する方法は
- 買い物の時に商品が好きな理由や買い物のきっかけを話すと、カウンセリングを受けたように気持ちが軽くなることがある
- お店の人という遠い存在だからこそ本音を話せることもある
- スルーされても大丈夫。ツイッター効果でガス抜きになる
でした。
家族や友達、同僚との会話ももちろん大切です。でも関係が近いほど、心配させてはいけない、迷惑をかけてはいけないという気遣いが働いて弱音を吐きにくいですよね。
お買い物の時に、小さく心を開いていれば、向こうも開いてくれることもある。そんな何気ない会話が私を元気にしてくれるとわかったのは大きな発見でした。
反対に、この買い物が自分を元気にしてくれると伝えることは、お店や作り手の励みになっている、、、かもしれません。
「別に疲れてないかも」という方も、癒させて初めて気づく疲れもあります。肩こりがひどいと肩が凝ってることに気づかない、というのと同じですね。
たまには自分の気持ちを、解像度を上げて見てみてください。
心配性だって大丈夫!なんだかんだ楽しく生きましょうね。