みなさーん、「幸せになりたいけど何をすれば分からない」と思ったことはありませんか?
さいきん幸せになるための「To Do」を示してくれる本を読みました。
なんと、幸せになるにはまず散歩という簡単な方法でOKだそうです。
そして、私が最強の散歩コースを考えました!
そもそも幸せってなんでしょう。
愛する人と一緒にいること、自由であること、大きな仕事を成し遂げること、お金に困らないこと、人それぞれいろいろな幸せがあると思いますが、この本の定義する幸せはシンプル、
「幸せとは幸福を感じる脳内物質が分泌されている状態」
です。
ドーパミン、セロトニン、オキシトシンが十分に分泌されている状態で、私たちは「幸福」を感じる。つまり、脳内で幸福物質が出た状態が幸せであり、幸福物質を出す条件というのが「幸せになる方法」であると言えます。
※ドーパミン、セロトニン、オキシトシンは代表的な幸福ホルモン
なるほど、幸せを感じるには幸せ脳内物質が出るようなことをすればいいんですね。
そして脳内物質というものは、朝の散歩のような簡単な行動で分泌するそうなんです。
ということはですよ、お散歩にその他の「幸せTo Do」を組み合わせれば、幸せ脳内物質がマックスになるのでは!?、と思いついちゃいました。
【最強の朝散歩】
- 公園で自然に触れる
- 散歩中に出会う人に挨拶して繋がりを持つ
- お散歩中のペットとアイコンタクト
- 感謝できる場所に立ち寄る(ごみ収集所でも)
- 散歩の目標、クリアして達成感を味わう
「それって散歩でほっこりするだけでしょ?そんなの幸福と違わない?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、それは脳内物質の種類によって幸せのタイプも違うからなんです。
さらに独身コンプレックスからオキシトシン的幸福を人と比べていた自分にも気づきました。
どういうことかご説明したく、よかったら続きを読んでください。
- ほっこりもまた幸福。脳内物質の種類が違うだけ
- 「少しずつ」でも「毎日」脳内物質を出せばいいじゃない
- 「朝に」散歩すると最強だけど、できない日は無理しない
- 最強の朝散歩コース1:公園 で緑とペットと人情を感じる
- 最強の朝散歩コース2:神社で感謝、感謝しながらお金を使う
- 最強の朝散歩コース3:ごみ収集所
- 朝散歩に目標を設定してドーパミンも分泌
- まとめ:オキシトシン的幸福を人と比べていた私
ほっこりもまた幸福。脳内物質の種類が違うだけ
この本では、脳内物質になぞらえて、幸せを次の3種類に分類しています。
散歩で活性化するのは1のセロトニン的幸福。
「ほっこりは幸福と違う」と思われる方がイメージされるのは、3のドーパミン的幸福なのかもしれませんね。
著者はこの3つには優先順位があり、1→2→3の順序で幸福を追求していかないと幸せになれないよ、とおしゃっています。
確かに、、、心身が不調で、家族や友人と上手くいっていない状態では、富や名誉を達成しても幸福を感じにくいかも。
ですから3のドーパミン的幸福を目指している頑張り派のみなさんも、ぜひ1や2のほっこり系の幸福も大切にしていただきたいのです。
「少しずつ」でも「毎日」脳内物質を出せばいいじゃない
この本では散歩以外にもたくさん、幸福ホルモンを活性化させる行動を紹介してくださっています。
たとえば
- 人と人とのポジティブな交流(アイコンタクトや会話でもOK)
- 自然の中で過ごす
- 感謝しながらお金を使う
なるほど、でもどの行動にも難易度が低いものから高いものまでありますね。
たとえば自然に触れることについて、緑が多めの公園や神社に行くことなら簡単ですが、キャンプや山登りを頻繁にするのは大変。
人との交流なら、青春映画のような感動的な友情物語は一生に数回だけど、近所の方と目を合わせて挨拶することなら毎日何回でもできます。
高度でレアであるほど、脳内物質もより活性化してドバドバ分泌するかもしれません。
しかしわずかな量であっても毎日脳内ホルモンを出すことができたら、それはちゃんと幸福につながるのでは。
ちょろちょろの小川がやがて大河になるように!
著者の樺沢先生はこれを「幸福の拡大再生産」と呼んでおられます。
「小さな幸福」「プチ幸福」でいいので、それを見つけたら、それを繰り返せるように、工夫、努力していく。
たったそれだけで、あなたの幸福は、間違いなく増殖していくのです。
そこで私は、散歩をはじめとしたやりやすい行動を組み合わせて毎日実践することにしました。
それが「最強の朝散歩コース」なんです。
「朝に」散歩すると最強だけど、できない日は無理しない
さてその散歩ですが、「最強の散歩コース」ではなく「最強の"朝"散歩コース」であることもポイントの一つです
朝日を浴びるセロトニンが活性化するそう。
しかもできれば起床後1時間以内だと体内時計のリセットにもなるとのことです。
心配性の私は何かあるとすぐ眠れなくなるので、なるべく体内時計をリセットして熟睡したい。
「最強」の散歩にするためにできるだけこれを実践するようにしています。
早朝に散歩するなんて難しいかな、と思っていたのですが、今の季節は8時過ぎるともうすごく暑いですから、早朝の爽やかな風の中で散歩できる、と思うとモチベーションになります。
ただ仕事や用事で午前に散歩できない日は無理しませんし、できなかったからと言って自分を責めません。
幸福になるための散歩なので、自分が心地よいと感じることをいちばん大切にしています。
最強の朝散歩コース1:公園 で緑とペットと人情を感じる
さてここからは、最強の朝散歩の具体的なコースに加えたい具体的な場所をご説明します。
まずまっさきに提案したいのが公園です。
街中に住んでいてアウトドアの知識もない、しかも友達も少ない私は、海や山で大自然に触れることはなかなか難しいです。
しかし近所の公園まで行けば、木が生い茂り静かな中に鳥のさえずりが聞こえて、わずかでも自然を感じることができます。
自然の中で過ごせばストレスが軽減し、爽やかな気分になってセロトニンが分泌しそう。
さらに公園ではお散歩中の可愛いわんこにたくさん出会えます。
ペットとの交流でつながりの幸福であるオキシトシンが分泌するそうですし、ペットとのアイコンタクトだけでもオキシトシンが出るという研究もあるそう。
公園で出会うのはよそのお宅のペットですが、私が可愛い〜と思って目が合えばオキシトシンが出るはず!
飼い主さんと目があって「おはようございます」と挨拶を交わせればさらにつながりを感じられますね。
さらにさらに!
公園をお掃除したり花壇を整備してる方を見かければ感謝の気持ちが湧いてきてオキシトシンがさらに活性化します。
「最強」と銘打ったからには、公園にお散歩する効果をマックス感じて、幸せ脳内物質をマックス出したいものです。
最強の朝散歩コース2:神社で感謝、感謝しながらお金を使う
神社やお地蔵さんなど、感謝やお祈りができる場所に立ち寄ることもおすすめです。
この本によりますと、感謝の念を持つだけでもオキシシンなどの幸せ脳内物質の分泌につながるそう。
感謝はどこでもできますが、神社のような特定の場所があるとやりやすいですよね。
さらになるべくお賽銭を差し上げるように心がけています。
なぜならこの本に「感謝しながらお金を使うとお金が戻ってきてお金持ちになる」と書かれていたから!
あれれ感謝とお賽銭に下心あり(笑)?
そしてこれはスピリチュアルな話ではありません。
お金に感謝するとお金持ちになる理由は、脳内物質の分泌で説明できるんです。
非常に納得しましたので、ぜひ本書を読んでいただきたいです。
しかも感謝の気持ちは本心なのです。
毎日元気にお散歩できるのはいろんな人の支えがあるから。
そのこと感謝を感じつつ、毎日わずかな金額ですがおさいせんを差し上げてます。
どの地域にも神社やお地蔵さんがあると思いますので、お散歩コースに組み入れて幸せ脳内物質をさらにアップしてみませんか?
ちなみに以前は神社で元彼の幸せを祈っていましたが、それはやめました・・
最強の朝散歩コース3:ごみ収集所
近くに神社がないとか信仰の理由から、神社やお地蔵さんに立ち寄れない場合もあるかもしれませんね。
散歩中の感謝スポットとして意外におすすめなのが、ごみ収集所です。
朝散歩を始めた当初は、ごみ収集の日に当たってしまうと「爽やかでないなぁ」と感じていました。
しかしある日「ごみ収集でない日に爽やかに散歩できるのは、ゴミを回収してくださる方がいるからだ」と気づいてから、ごみ収集所が感謝スポットに変わりました。
コロナ禍でも厳しい天気の日でもゴミを収集してくださる担当の方、行政のみなさんには感謝しても感謝しきれません。
感謝はどんな場所にも潜んでいるなぁ、と気づけた経験でした。
こんなふうに感謝を探しながら歩けば、幸せホルモンのオキシトシンを出しながら散歩できるかも。
朝散歩に目標を設定してドーパミンも分泌
ここまで読まれて「セロトニンやオキシトシンのほっこり系の幸福はやっぱり物足りない」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
「最強の朝散歩コース」と強気に書きましたので、ドーパミンも分泌できるよう工夫しました。
本書によりますと、目標をクリアした時にドーパミンが分泌されるそうです。
だったら朝散歩に歩数や距離、回数の目標を設定して達成の喜びを味わうのはいかがでしょう?
梅雨でも暑くても朝散歩できた日、起床後1時間以内に散歩できた日、いつもより長く朝散歩だけで4,000歩歩けた日などは「お、私やるじゃん」と思えます。
こんなときはきっと、ちょっとドーパミンが分泌してるはず。
これでセロトニン、オキシトシン、ドーパミンの3つの幸福物質がそろった「最強の朝散歩」になった、、、かな?
まとめ:オキシトシン的幸福を人と比べていた私
今回の「不安をFunに」する方法は
でした。
本書を読む前、独身でパートナーも子供もいない私が「幸せです」というのは恥ずかしいと思っていました。
しかしこの本を読んで朝散歩をつづけるうちに、オキシトシン的幸福を人と比べていた自分に気づいたんです。
セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福は、そこにある幸福感です。言うならば「BE」の幸福。be動詞のbe、そこに「ある」「存在する」という意味です。
愛やつながりという言葉から、パートナーや自分の子どもをイメージし、その不在ばかりに注目していましたが、毎朝散歩できるのは育ててくれた家族、友達、仕事仲間、そして平和な社会があるからこそですよね。
この本のおかげで、いまここにあるつながりのありがたさに気づくことができました。
幸せに気づけるこの朝散歩プラン、本当に最強かもしれませんよ!?
心配性だって大丈夫!
感謝やつながりを探しながらの朝散歩は本当におすすめです。
よかったらこの本を読んでみてくださいね。
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