みなさーん、「あ”〜仕事を辞めて楽になりたい!」と思ったことはありますか?
「あの困った上司、部下、取引先がいなければストレスが無くなるのに」と思ったことは?
私はしょっちゅう「仕事辞めたい」と思ってしまいます。なんせこんな記事を書くくらいですから。
私は「ストレスの無い世界」に住みたい!
仕事を辞めたら「ストレスの無い世界」へのパスポートが手に入るはず!
そう思っていた私でしたが、50代半ばで早期リタイアした親戚と話しながら、次のことをを学びました。
- 仕事を辞めただけではストレスは無くならない
- 不安やストレスは障害物でなく人生の一部
- 本当に必要なのは退職よりも「ストレスマネジメント力」
仕事をやめればある程度の重圧から解放されるのは事実です。
しかし生きている以上、社会的責任や世の中の仕組みからは逃れられないんですよね。
ですから、
退職後の良い面だけを夢想せず、ストレス対処能力を鍛えながら生きていけば、本当の意味で心穏やかな生活が送れるのではないか?
そんなふうに思いました。
どういうことかご説明したく、よかったら続きを読んでください。
- 仕事を引退したのに重圧で眠れない?
- 会社辞めても夢の国には行かれない
- 不安やストレスは邪魔者でなく人生の一部
- ストレス対処能力を鍛えながら生きる
- まとめ:ストレスが「存在し無い」じゃなくストレスに「負け無い」
仕事を引退したのに重圧で眠れない?
私には仲良くしている叔母がいます。
夫婦でコツコツ働き50代半ばでセミリタイアした、悠々自適生活のベテランです。
そんな叔母に心配事があるというので聞いてみると、町内会の班長が回ってきて憂鬱とのこと。
班長はさまざまな世代の住民をまとめ、町会を維持しなければいけません。
班長はリーダーシップや調整能力が求められる大変な仕事ですね。
幸い叔母夫妻は健康ですし、夫婦で相談しながらやっていけそうですが、隣の地区の班長さんはもう70代後半でご主人が病気がち、きちんと班長ができるかどうか「重圧で眠れない」んでそうです。
これを聞いてめちゃくちゃ当たり前のことに気づきました。
生きている以上、社会的責任が伴う。
会社員という身分でなくなっても、70代になっても、プレッシャーやストレスは無くならないのか(涙)。
会社辞めても夢の国には行かれない
こんな当然のことに気づいてなかった自分が恥ずかしい、、、。
学校を卒業したら一生勉強しなくていいいと思っていたのに、社会人の方が学ぶことが多いと気づいて愕然としましたが、またやっちゃいました。
言い訳すると、定年はまだ先のことのような気がして、引退後の生活がリアルに思い描けてないんだと思います。
朝起きなくていい、苦手な職場の人の顔を二度と見ないで済む、締め切りに追われない、そんなことばかりを夢想していました。
しかし嫌なことがひとつも無い「夢の国」なんて、ディズニーランドとディズニーシーだけですよね。
社会的責任の他にお金の心配も一生つきまといますし、健康や死の不安はむしろ増えていきそうです。
お金って、どれだけ資産があっても心配なものだそうですね。
銀行で富裕層営業をしている友人によると、渋谷の一等地に住みながら資産の減少に不安を抱えるお金持ちがたくさんいらっしゃるとのこと。
頑張って働いてお金を貯めてやっと引退しても不安がなくないなんて、、。
不安やストレスは邪魔者でなく人生の一部
そうなんです、不安は無くならないんですよね、、。
「ストレスさえ無くなれば安心して暮らせる」と思うことがそもそも間違いだったかもしれません。
どんな道にも斜面や凸凹があるように、不安やストレスは人生の一部なんですね。
人生という長い道には「終わりまで」石や坂、時には岩や深い谷もある
そういう前提で人生を歩けば、何かにつまづくたびにびっくりしたり慌てたりせずに済みそうです。
「退職後はすこしのんびり暮らす」という希望に、不安や心配ごを計画として織り込んでおけばいいのですね。
会社員でなくなったとしたら、朝起きて寝るまで何をして過ごすのか?誰とどこに住むのか?もう少しリアルに思い描いてみました。
お金の心配したことはもちろん何度もありますが、あと何回マンションの理事が回ってくるのか?までは考えたことがなかったなぁ。
でも待って!
「リアルに」思い描いた、と思ってもしょせんは浅い考えだろうし、それに計画って絶対狂うよね。
んもー、、、いったいどうすれば、、?
ストレス対処能力を鍛えながら生きる
人生は「最後まで」山あり谷あり、計画は大切だけれども変更や想定外の出来事がデフォルト。
だとすれば、ストレス対処能力を鍛えながら生きていくしかないんだな、というかそうすればいいんだな。
軽装で山に入るとキケン、計画や装備が必要なのと同じですね。
人生経験を積む中で自然に獲得するストレスマネジメント力だけで大丈な方もいらっしゃると思います。
しかし私は物心ついたころから心配性、東京生まれ不安育ち、意識的に学ぶ必要があるんです。
ストレス対処能力は学校で習いません(今はどうかな?昭和時代の公立学校で教わりませんでした)。
一生必要な人生の装備なのにね。
だから大人になった今、本を読んだり、健康的な生活を送ったり、気づきをアプトプットしたりして、ストレスマネジメント能力を鍛えようと思いました。
あ、、これってこのブログを書いている理由と同じですね。
不安をFunに変えながら生きればいいのですね。
まとめ:ストレスが「存在し無い」じゃなくストレスに「負け無い」
今回の「不安をFunに」する方法は
- 会社員を引退できたとしてもストレスがあるのが「普通」。そう思って生きれば困難にぶつかった時も対処しやすい
- 学校で習わなかった「ストレスマネジメント力」を鍛えながら生きれば一生役立つ
でした。
はてなブログの今週のお題に話を戻しますと、私が「住みたい場所」は、
「ストレスが存在し無い世界」ではなく、「ストレスに負け無い世界」でした。
心配性だって大丈夫!
性格はストレス対処能力というスキルでカバーしながら、なんだかんだ楽しく生きていきましょうね。
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