みなさーん、さいきん誰かとハグしましたか?
買い物中こんな看板を見かけ「ハグかぁ、ぜんぜんしてないなぁ」と遠い目になってしまいました。
脳内でオキシトシンがちゃんと分泌してるだろうか、、、?
オキシトシンとは安らぎを感じさせる脳内物質で、不安や恐怖心を和らげる効果があるそうです。
不安や恐怖心を和らげるなんて、心配性の私に絶対必要なホルモン。
しかし、、、、オキシトシンの分泌を促進するのにいちばん有効なのは、配偶者やパートナー、子供とのスキンシップだそうです。
独身でパートナーもいない私には私には厳しい、、、。
椅子にハグしてもらうしかないのか、、、と悲しい気持ちで歩いていたら、プチ奇跡が起きました!
学生時代からの友達にばったり出会ったのです。
ハグはしてないけど、久しぶりに会って話をしただけで心が癒されました
また後日、ヨガの先生との会話でも安らぎを感じました。
この2つの経験から「相談でオキシトシンは分泌する」と思いましたよ。
- 目を合わせて話す
- 自己開示
- 親切にされる、親切にする
これによってオキシトシンが分泌してるはず!
どういうことかご説明したく、よかったら続きを読んでください。
- 旧友とばったり会って気づいた、ハグ以前の問題
- 実際に会う=目が合う→オキシトシンが出る
- 打ち明ける=打ち明けられる→オキシトシンが出る
- まとめ:ちょっと勇気を出して「相談」、スキンシップなしでオキシトシンを出そう
旧友とばったり会って気づいた、ハグ以前の問題
オキシトシン不足を悲しみながらぼとぼと家へ戻る途中、ふと顔を上げると、なんと、大学時代からの友達が向こうから歩いてくる!
といっても何十年ぶりの再会ではなく、コロナ前は頻繁に集まっていた仲間の一人です。
お互いの実家の方角が同じで、学生時代はよく一緒に帰っていました。
私が降りる駅になっても話が終わらず、うちより遠い彼の家まで行って、そこから車で送ってもらう、なんてこともあったなぁ、懐かしい。
こんなところで偶然会うなんて運命の人、、、!?
なーんてことは全然なく、彼は結婚して幸せな家庭を築いています。
男女の友情は成立しないという意見もあると思いますが、私に色気がないせいでしょう、この人とはずっと良い友達です。
緊急事態宣言中なのでお店に入らず、離れて歩きながらいろんな話をしました。
彼の仕事やお子さんたちの様子、私の失恋など、を話すうちに気づいたことがあります。
異性と目を合わせて話すの久しぶり、、、!
ハグ以前の問題でした(笑)。
実際に会う=目が合う→オキシトシンが出る
私は一人暮らし、在宅勤務、たまに会社に行ってもフロアに一人、という状況です。
女友達や親戚とオンラインで話したり、宣言が出てないときにランチをしたこともありましたが、こんなに人と会わない生活は経験がありません。
画面越しでなく、生身の人と目を合わせる機会も極端に減ってた、とあらためて気づきました。
先日読んだ「精神科医が見つけた 3つの幸福」という本によると、アイコンタクトや会話でもオキシトシンは分泌するそう。
スキンシップがなかったとしても、アイコンタクトや会話など、心の通った交流によってもオキシトシンは出ます。
会話も同じ、ビデオ通話と実際に会って話すのはぜんぜん違いますね。
オンラインは目の前に見えない膜があるようで、どうも踏み込んだ会話になりにくいです。
彼とは距離をとってマスク越しでの会話でしたが、それでもオンラインより全然話やすかった。
いつの間にかお互いの悩みを打ち明け合い、自然と目が合う機会が増えていました。
立派な会社に勤め家族に囲まれている彼でも、悩みはいろいろあるんですね(当たり前か)。
私の失恋も聞いてもらいました。
「『連絡をとらなくなっても、何年経っても、どこかでずっと繋がってる』男はそう思ってるもんだよ」と言ってくれたけどホントかな?
たとえ気休めだったとしても、そんな言葉をかけてもらううちに、じんわり心がほぐれていくのを感じました。
「じんわり」と感じていた時に、オキシトシンが出ていたのかも。
打ち明ける=打ち明けられる→オキシトシンが出る
ヨガの先生と悩みを話し合った時にもオキシトシンが出ました(たぶん)。
コロナでヨガクラスは休業中ですが、先生は生徒とコミュニケーションを取り続けてくれています。
ある日「最近眠れなくて、、、」と軽い気持ちでLINEに書いたら、アロマオイルを届けてくださいました。
公園のベンチで使い方を教わりながら、いつしか話はお互いの「コロナ苦労」話へ。
コロナ禍でのレッスンをどうすべきか、判断が難しいそうです。
そんな大変な時にありがとうございます、と感激・恐縮していたら、「こちらこそ話を聞いてくれてありがとう」と逆に何度もお礼を言われました。
先生も吐き出したかったのかもしれません。
同じ本によれば心理学には「自己開示返報性の法則」というものがあるそうです。
自分が自己開示すると、相手も自己開示してくれる。そうした自己開示をキャッチボールのように繰り返していくことで 、信頼関係が深まっていく
私が不眠や悩みを打ち明けたことで、先生もご苦労を話してくださったんですね。
オキシトシンは心の通った会話や親切(する方もされる方も)でも分泌するそうです。
相談に乗ってもらうと親切にされたと感じますが、この「返報性の法則」で相談すると相談される確率が高まる、つまり親切にする機会も増えます。
親切のお返しができるんですね。
オキシトシンも増量「ましまし」です。
まとめ:ちょっと勇気を出して「相談」、スキンシップなしでオキシトシンを出そう
今回の「不安をFunに」する方法は
でした。
自己開示や相談ってちょっと勇気が必要ですよね。
こんなこと話したら迷惑かな、と遠慮しそうになったら「自己開示返報性の法則」を思い出してください。
こちらが心を開けば向こうにも悩みを吐き出すチャンスができるます。
ということは!相手のオキシトシンを出してあげるチャンスにもなるんです。
スキンシップがなくたって大丈夫!
相談に乗って乗られて、なんだかんだ楽しく生きていきましょうね。
追伸:
しかし、私がこの記事をのんびりと書いている間に、東京はコロナの新規感染者が爆発的に増えてしまいました。
人と会って、目を合わせたり相談するのがますます難しくなってしまった、、。
こんな時はオンラインカウンセリングを利用するのもいいかもしれませんね。
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