ふあんをFunに

心配性でも大丈夫!楽しく生きるため不安解消スキルをご紹介しています。ああ会社辞めたい、と思ったとき、休日なのに仕事が気になるとき、ちょっとこのブログを覗いてみてください。

「ルール?展」は、人生というルールの見えないゲームのプレイヤーにオススメ(つまりみんなに!)

みなさーん、みなさんはどんなマイルールをお持ちですか?

私の父は「応援してる野球チームが買ったらお酒を少し多く飲んでいい」というルールを持っていました。懐かしいなぁ。

先日、六本木ミッドタウン・21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「ルール?展」を観てきました。

さまざまな気づきを得られる、これが深面白かった(いま造語しました)!

視点が深くて知的にエキサイティングな展覧会でした!

  • 自分の日常は驚くほど多くのルールの上に成り立っている
  • ルールは人を守りながら縛り、縛りながら守る
  • 今よりもっと良いルールをに変えていくこともできる
  • 「人生」のルールはしばしば見えない

人生という、ルールの見えないゲームをプレーする方に、つまりみなさん全員におすすめです。

どういうことかご説明したく、よかったら続きを読んでください。

 

ルールって行動を制限するものでしょ?

なにか面白い展覧会はないかなー?、と探していて「ルール?展」を見つけました。

"ルール"と言われても最近では感染対策のルールくらいしか思い浮かばないなぁ。

そう、ルールって行動を制限するもの、人を縛るもの、というイメージです。

お堅い展覧会かな?

でも21_21 DESIGN SIGHTの企画はいつも面白いし、参加型の展示もありそうだし、、、と軽い気持ちで出かけたところ、これが「深面白かった」んです。

こちらは開催概要からの引用です。

本展は、日常のさまざまな場面で遭遇するルールの存在と影響を取り上げ、デザインによってどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探ります。展覧会という小さな社会のあり方に揺さぶりをかける鑑賞のルールや新たな創造のきっかけになる規制や制約の可視化、市民が社会課題の解決に取り組むシビックテックなどの仕組みづくりに着目します。来場者同士で意見を交換してルールをつくったり、投票したことが展示に反映されたり、会場内にあるものの配置を自由に動かしたりして本展に参加することで、社会を構成するルールづくりを体験することができます。私たち一人ひとりが未来をかたちづくる一員として、ルールとポジティブに向き合う力を養う展覧会です。

 

そっか、ルールっていろいろあったね!

展示を見てまず気付かされたのは、自分の日常がいかに多くのルールで成り立っているか、ということ。

法令、社会の暗黙の了解、就業規則、感染対策のルール、家族の約束、そしてマイルール。

スポーツやゲームのように楽しいルールもあるなぁ。

例えば交通信号のルールがなければ事故が多発するでしょうし、「商品を購入する時にはお金を払う」というルールを知らなければ街で生活することはできない。

展示の中には「お金を払って購入する」という当たり前のルールを問い直す映像作品《自分の所有物を街で購入する》もあり、とても興味深かったです。

私たちはルールがなければ生きられない! 

それなのに、観覧前に感染対策のルールしか思い出せなかったのは、それ以外のルールが無意識にまで浸透しているからかもしれません。

 

ルールは人を縛りながら守る、守りながら縛る

そして観覧前に抱いていたもう一つの誤解にも気づきました。

ルールは行動を制限し人を縛るものと思っていたけど、それはルールの一側面しか見ていなかった。

ルールは人を縛りながら守るし、守りながら縛るものでした。

交通信号は言うまでもなく人や車両を事故から守るものです。

しかしそのルールに従えば、どんなに急いでいる時も赤信号で止まらなけばなりません。

観覧前に「ルール=行動制限」とまっさきにイメージしたのは、東京に出されている緊急事態宣言に倦んでいるからだと思います。

緊急事態宣言下での暮らしは窮屈だし夏のマスクは暑いけど、それも人々を感染から守るためですものねぇ。

会社の就業規則も正直うっとうしいけど、みんながバラバラな時間に働いたら混乱するし生産性も下がるだろうなぁ。

ルールは「守ると縛る」という二つの性質を内在するだ、と学びました。

 

人為的なルール/自然発生したルール/自分で決めたルール

展示では、ルールの成り立ちもまたさまざまであることを学びました。

法律や製品規格のように決められた手順で社会に適用されたものもあれば、エスカレーターで片側を開けるような、自然に発生したルールもありますね。

ギャラリーの入り口に置かれたこの交通標識(のようなもの)は展示の一部です。

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交通標識は行政が設置したもの、つまりゴリゴリに人為的なはずですが、、、じつはこれには驚きの秘密がありました。

ぜひ観覧して種明かしで驚いていただきたいです。

さらにルールは自分で決めることもできます

父が決めていた「応援してる野球チームが買ったらお酒を少し多く飲んでいい」のように、皆さんもいろんなマイルールをお持ちだと思います。

父はこのルールで普段の飲み過ぎを防いでいましたが、毎日好きなだけ飲めていたわけではない。

マイルールもまた自分を守りながら縛っているんですね。

 

マイルールで自分を縛るってどれだけドM?

「ルール?展」では入り口でまずその日のルールを決められます。

数あるルールのスタンプの中から2つを選んでパンフレットに押して、その日の自分に課してみるのです。

選びながらスタンプ押すの楽しいし、一味違った鑑賞の仕方を提案してくれてもいますね。

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心配性の私はすぐマイルールを作ります。

例えば残業するかどうかのルールを作ったり・・

fuanny.com

不安になった時に唱える言葉を用意していたり、マイルールだらけ人間です。

fuanny.com

 

これもワーカホリックや不安から自分を守るためのものですが、行きすぎると自分の自由を奪うことになりかねません

例えば、残業しないって決めたのに残業した自分を責めたちゃったり。

マイルールは当然ながら自分で作っているから、自分で自分を縛ってるわけですね。

どれだけドMなんだ(笑)!

というわけで、マイルールで自分を苦しめてないか自分の中で第三者委員会を設置して点検したいと思います

(あれ?マイルール一個増えてますね?)

 

世の中のルールだって変えられる

そう、ルールは変えられるんですよね。

今回の展示の中でもっともエキサイティングだったのは参加型の「あなたでなければ、誰が?」でした。

写真のような舞台に最大14人が上がり、「常に正しいことをしてきた」とか「日本の政治を信頼しているか?」などの質問に答えます。

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人前で意見を表明するにはちょっとした勇気が必要でした(なので観客として不参加を選ぶこともできます)。

参加することを選んだ場合、Yes/noは舞台上の位置で表明するとその場で集計されるんです。

こんな感じ。

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私はまっすぐ自分の意見に従っていたかと聞かれると、ちょっと自信がありません。

他人の視線を意識してカッコつけて回答しちゃったかも、、、と思っていたら、後半戦は匿名の投票でした。

これからご覧になる方のためにどういう仕組みだったかはナイショにしますが、人前にいながらもこっそり意見表明できるデザインに感動しました。

多数決と言っても答え方のルールが違えば回答に影響を与えるんだ。。

この参加型の展示には、多数決より優れた意思集約の方式はないかと問いかけたり、自分はルール作りの当事者であることを気づかせる意図があるようです。

そうなんですよね、マイルールはもとより、社会のルールだって本当は変えられるはずです。

多数決で政治に働きかけることもできるし、その多数決という制度そのものだって変えられる。

実際、私が生きているX十年の間にもさまざまな法律や常識が変わりましたもの、、。

うーん「深面白い」!

 

人生というルールの見えないゲームを攻略しよう

そうだ、「四角が行く」「ルールが見えない四角が行く」という展示も、めちゃくちゃ深かったなぁ。

両方とも、直方体が自動で動くインスタレーションです。

「四角が行く」では、上手くすり抜けなければいけない壁が四角ちゃんたちに向かってきます。この写真で伝わるかな?

ぶつかりそうになっても四角ちゃんたちは見事にクリアしていきます。

ルールという壁が立ちはだかった時、必要なのはやっぱり問題解決能力なんですねぇ。

いったいどういう仕掛けで動くのかもとっても不思議でした。

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そして、私がよりいっそう考え込んでしまったのは「ルールが見えない四角が行く」の方です。

「ルールが見えない」ってまるで人生のようですね、、。

私たちは気がついたら生まれていて、手探りでルールを探しながら生きなければならない。

親や学校や社会が教えてくれるルールもたくさんあるけど、それをどう解釈しどう活かすのは自分次第ですし、そもそも人生が一人一人違います。

だから私の人生のルールは誰も知りません

ルールが見えない平面をバタバタ倒れながら行く四角ちゃんに、自分を重ね合わせてしまいました。

人生むずい!と途方に暮れた時には、「ルールの見えない"人生ゲーム"を攻略中」と考えれば、少しは気が楽になるかな。

 

「ルール?展」@六本木21_21 DESIGN SIGHTの開催概要

「 ルール?展」は11/28まで開催しています。

私が観覧した7月上旬の時点では、時間を短縮し人数を通常の50%としているものの、予約なしで観覧することができました。

平日の午前中は空いていましたし、隣接する檜町公園は心安らぐ場所です。

一日も早く都外からも安心して鑑賞に来られる日が来ますように。

  • 会期:2021年7月2日(金)- 11月28日(日)
  • 会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
  • 休館日:火曜日(11月23日は開館)
  • 開館時間:平日 11:00 - 17:00、土日祝 11:00 - 18:00(入場は閉館の30分前まで)
  • 入館料:一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料

*一部の展示は、定員入替制の体験型作品です。平日16:00、土日祝17:00以降は、場合により体験できないことがございますのでご注意ください。とのことです

www.2121designsight.jp

 

まとめ:スポーツのルールのように制約があった方が面白くなることも

今回の「不安をFunに」する気づきは

  • 日常はルールでできていて、それは自分を守ってもいるし、縛ってもいる
  • 自分はルールを決める当事者でもある。だから状況に応じてルールを変えたっていい
  • 人生はしばしばルールが見えないまま生きなければならない

でした。

そういえばスポーツには、ルールで制約をかけた上で楽しむものがたくさんありますね。

手を使ってはいけないサッカー、ボールを前に投げてはいけないラグビーなど。

わざと不自由にした上で競い合った方が面白いからですよね。

人生も不安や心配事でちょっと不自由になった方が面白い、、、かな?

 

心配性だって大丈夫!

面白い展覧会にヒントを得ながら、なんだかんだ楽しく生きていきましょうね。

 

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