ふあんをFunに

心配性でも大丈夫!楽しく生きるため不安解消スキルをご紹介しています。ああ会社辞めたい、と思ったとき、休日なのに仕事が気になるとき、ちょっとこのブログを覗いてみてください。

自分の不安の傾向を知ろう|不安対策は、天候への備えと同じ?

みなさーん、みなさんは、どんな時に不安になりますか?

恋人からの返信がない時?

感染者が増えてる、というニュースを聞いた時?

それとも、預金通帳の残高を見た時?

私は、と言えば、いつでも不安です。

仕事でも、恋愛でも、体調でも、一たび心配事が浮べば、それに支配されて、物事が手につかなくなってしまいます。

そうなると、気になって夜も眠れません。

でも、よくよく自分を不安を観察してみたら、あるパターンがあると気づきました。

私の傾向は、「新しいことが絡むと、不安になる」というものでした。

人事異動で部長が変わったり、新しいシステムが導入されたり、知らない出来事を避けることは不可能です。

だけど、自分は新しいことが苦手、と分かってから、心の準備ができるようになりました。

どういうことかご説明したく、よかったら続きを読んでください。

 

不安解消の第一歩は、不安と向き合うこと

心配性の性格を変えたいと、メンタルについての本を読んだら、こんなことが書いてありました。

「不安なときに、「自分の不安はなんなのか?」を考えることがまず第一歩である。 「種類は? 原因 は?」と考えていくことである。 人は本当の原因が分かったときに 悟りを開く」

不安な時には、普通、まずはその不安を取り除こうとしてしまいます。

仕事のメールが不安なら、とにかく返信してしまう、とか。

だけどこの本は、「種類は?原因は?」と、不安を掘り下げて考えてみることが大切、と言っています。

不安に襲われてパニックの時には、難しいかもしれないけど、できるだけ自分の不安を観察してみることにしました。

参考にしたのは、前の記事でもご紹介した、加藤諦三先生のこの本です。


不安のしずめ方40のヒント

fuanny.com

 

不安にも傾向がある。私は新しいことが苦手

具体的には、不安になった場面をメモしておくようにしました。

  • 新システム導入プロジェクトに入るよう、指名されて動揺
  • 他部署の新しい部長からメール。回答があれでよかったか不安に
  • 別の他部署の偉い人から、聞かれたことのない質問を受けてパニック

こうして不安のメモを重ねていくうちに、不安のパターンが分かってきました。

私はどうも新しいことが苦手みたいなんです。

新しいシステム、新しい部長、新しい質問、、、そういう未知のものが、私を不安にさせるようです。

だから、同じ怖い部長からのメールでも、答え慣れてる質問なら、あまり不安にはなりません。

これがもし、立場が上の人が相手だと不安になりやすい、という傾向を持っていたら、内容がなんであれ、偉い人からのメールは全部、不安になるかもしれませんね。

そうだ、前に書いた記事も、新人さんという、まだよく知らない人が相手だったから、不安になったのかも。

ダメなのは新人や部長じゃなく心配性という名の私の身勝手さでした - ふあんをFunに

心配症の私だけど、なんでもかんでも不安になってたわけではなかったのです。

 

不安対策は、天候への備えと同じ?

パターンが分かったからと言って、不安にならないかといえば、そう簡単ではありません。

だけど、傾向が分かった後は、少し落ち着いて不安に対処できるようになりました。

例えば、低気圧で体調を崩す方っていらっしゃいますよね。

低気圧不調の方は、頭痛が始まっても、落ち着いています。

頭痛の原因は、低気圧が近づいているからで、それが抜ければ、体調は回復する、と知っているからですよね。

また、台風が近づくと分かっていれば、あらかじめ暴風雨の対策をしておくことができる。

不安の傾向対策は、天候への備えと、どこか似ています。

眠れない日が続いても「きっと今の仕事が、新しいシステムを導入プロジェクトだからね。」と、原因が分かっています。

「なんでこんなに不安なの?」と、自己嫌悪に陥ることが少なくなりました。

また、新しい同僚が異動してくる時には、「きっといっぱい不安に襲われるぞ」と覚悟できます。

そういう時期は、仕事以外の負担を減らすため、冷凍食品を買って家事を楽にしたり、と、事前の備えをします。

 

不安傾向で決めた、今後のキャリア

実は、この記事を書いた頃、仕事が辛くて、異動願や転職を考えていたんです。

不安と不幸、どっちを選ぶ?|「不安のしずめ方40のヒント」が心に刺さりまくりでした - ふあんをFunに

不安を恐れるあまり、今の仕事という不幸にしがみついているんじゃないか?って、自分を疑ってました。

だけど、自己観察をしてみたら、私は新しいことで不安になりやすい、と分かりました。

そんな私が、転職や異動をして、何もかも新しい環境になってしまったら、いま以上にパニックになりそう!

だったら、もう少し、いまの部署で頑張ってみよう、と納得しました。

ただの事務職ですので、キャリアというほどのものではありませんが、仕事の進路を、自分の不安の傾向で決めたわけです。

そうして踏ん張るうち、いつの間にか、新しいことは、慣れたことに変わっていき、不安でパニックを起こす回数も減ってきました。

不安のパターンをつかんだおかげで、納得いく人生の選択ができた、と今は思っています。

 

まとめ:自分の不安が理解すれば、楽になる

今回の「不安をFunに」する方法は

  • 不安解消の第一歩は、不安の原因を知ること
  • 不安のパターンを知るため、不安になった場面をメモしておく
  • 不安傾向が分かれば、むやみに自分を責めない、事前に対策もできる
  • 不安の傾向を知れば、人生のいろんな場面で冷静な判断ができる

でした。

そういえば、ブログを始めたばかりのころも、不安メモの効用について書いてました。

fuanny.com

不安は辛い感情なので、向き合うのは苦しいですよね。

だけど自分の不安を観察して、パターンが分かれば、その辛い不安から早く抜け出すことができるようになります。

心配性だって大丈夫!

自分の不安と向き合い、不安を以て不安を制す、の精神で、なんだかんだ楽しく生きていきましょうね。  

 

ブログ村に登録しています。クリックうれしいです!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村