みなさーん、次の不安にはある共通点があります。お分かりになりますか?
- 家の鍵をちゃんとかけたっけ?
- あんなこと言って彼に嫌われたかも?
- リモートワークで見えないけど、同僚はこの仕事をちゃんとやってくれてるかな?
- あの大切な郵便物、途中で紛失してないかな?
安全、パートナーとの関係、仕事、心配の対象はバラバラですが、すべてに共通するのは「目に見えない」という点です。
見えないものって本当に厄介、確認するすべがなく、一度心配し始めると妄想が膨らんで辛いです。
しかし私はあること決めてから見えない不安をやり過ごすのがちょっと上手になりました。
そのあることとは
万事上手くいってると信じる
です。
これだけだとちょっと心もとないので、「信じる」に気持ちを切り替える簡単2ステップも考えました。
- 深呼吸で脳の暴走を止めてあげる
- 心を強くする言葉を心の中で唱える
「心を強くする言葉」は「決めゼリフ」「おまじない」「呪文」などに言い換えられますね。
ちょっと幼稚で非科学的に聞こえるかもしれませんが、かなり効果があるんですよ。
小説、映画、アニメのヒーローはたいてい決めゼリフを持っています。強くなれるんです!
どういうことかご説明したく、よかったら続きを読んでください。
- 確認できないタイプの不安が厄介
- 「信じる」は恐怖心と戦う手段
- 心が踏ん張れる2ステップ、深呼吸と決め台詞
- 私の決めゼリフ(1)"All is well. きっと、うまくいく" 映画『きっと、うまくいく』より
- 私の決めゼリフ(2)「われ恐れず/恐怖は心を殺すもの」小説『デューン 砂の惑星』より
- 「信じると決める」の注意点
- まとめ:相手と同じように自分も信じよう
確認できないタイプの不安が厄介
鍵をかけたかどうか不安になり、家に戻った経験はありませんか?
それまで機嫌良く歩いていたのに「あれ?ちゃんと鍵をかけたっけ・・?」と一度思ってしまうとさあ大変!心配で居ても立ってもいられず、家に引き返してしまいます。
施錠であれば(どこで不安になったかにもよりますが)自分で確かめる術がありますが、では不安の原因が自分で確認できないことだったら?
パートナーの気持ちや、リモートワークで部下がちゃんと仕事してるかが気になって何度も連絡したら、、、?
きっと相手に嫌がられてしまいますね。
しつこく確認したら逆効果、それを知っているので一人で悶々として、悪い方へ考えてしまいませんか・・?
「信じる」は恐怖心と戦う手段
ではその不安をどうすればいいのか?
私は「万事大丈夫と信じる」ことに決めました。
- 鍵をかけたかな?→家を出た時の自分を信じる
- あんなこと言って彼に嫌われたかな?→彼のおおらかさや愛情を信じる
- この仕事やってくれてるかな?→部下の責任感を信じる
- あの郵便はちゃんと届くかな?→郵便制度という社会システムを信じる
ここでいう「信じる」は科学で言うところの信頼性とは違いますので、エビデンスやデータがあるわけではありません。
自分の心の態度、心の方向性と表現すれば伝わるかな?
とにかく「信じる」と決める。
「信じる」は広がっていく自分の不安(恐怖心)に対抗する手段なんです。
心が踏ん張れる2ステップ、深呼吸と決め台詞
心配性仲間のみなさんには理解していただけると思うですが、不安に襲われた時って、「襲われる」の文字通り、恐怖を感じますよね。
お腹にグッと力を入れていないと不安に流されてしまいます。
ここで使うのが、心が踏ん張れる2ステップです
- ひと呼吸でいいから深呼吸して、脳の暴走を止める
- 自分が強くなれる言葉を心の中で唱える
不安に襲われている時、心は妄想世界「家がもう泥棒に入られてる世界」とか「彼が浮気してる世界」を爆走中です。
まずは深呼吸をして心を「いまここ」に戻してあげます。
次に自分の心を落ち着かせる言葉を、心の中で唱えてます。
ちょっと幼稚に聞こえるかもしれませんが、ヒーローは変身する時や能力を使う前、必ず「決めゼリフ」を唱えませんか?
強くなるために、私たちも日頃から決めゼリフを用意しておきましょうよ!
私には2つ決めゼリフを持っています。
私の決めゼリフ(1)"All is well. きっと、うまくいく" 映画『きっと、うまくいく』より
一つめは大好きな映画のタイトル「きっと、うまくいく」All is well.です。
主人公のランチョーは、困難にぶつかった時にいつも胸に手を当て「きっと、うまくいくAll is well.」と唱え、人生を切り開いていきます。
不安で仕方ないとき、先が見えないとき、私もランチョーの真似をして、"All is well, all is well."と繰り返します。
この決めゼリフの良いところは短いところです。
焦っていてもパッと出てくる、短くて覚えやすいものを一つ用意しておくといいかもしれませんね。
私の決めゼリフ(2)「われ恐れず/恐怖は心を殺すもの」小説『デューン 砂の惑星』より
こちらはSF小説の名作『デューン 砂の惑星』に登場する特殊能力を持つ人たち(ベネ・ゲセリット)が唱える祈りです。
「われ恐れず/恐怖は心を殺すもの」
少し長いですが、より強い不安に襲われたときに、深呼吸しながらゆっくり唱えると心が落ち着きます。
この小説は再映画化されて日本では今年の秋に公開になるんですね!
原語の英語では "I must not fear. Fear is the mind-killer."だそうです。
映画や小説のには、心を強くしてくれる決めゼリフがたくさんありますね。
みなさんのお気に入りの名言を心のポケットに忍ばせておいて、不安に襲われた時は唱えてみてください。
「信じると決める」の注意点
見えないこと、確かめようのないことは上手くいってると信じる。
こうすると心が落ち着きますが、注意点もあります。
ここで言う「信じる」は心の態度、心の方向性であって盲信とは違います。
安全の確認をしなくてよいとか、不誠実な相手を信じて思考停止しよう、ということではありません。
心配性さんは注意するのが大の得意!
健全な懐疑心もって警戒をしつつ、信頼できる相手のことは信じる、というバランスを保ちたいですね。
まとめ:相手と同じように自分も信じよう
今回の「不安をFunに」する方法は
- 確かめようのないことは「万事大丈夫」と信じて腹をくくる
- 恐怖心に負けそうになったら「深呼吸と決めゼリフ」
- 安全確認、健全な懐疑心もバランスよく発動
でした。
「パートナーや仕事仲間になんども連絡したらきっと嫌われる」と書きましたが、どうして嫌われてしまうのでしょう?
それは、「信頼されてないのか」と思わせて相手が傷づけてしまうからですよね。
同じように、自分を心配しすぎているときは自分を傷つけていると思います。
鍵をかけたか、のような日常の行為や人間関係、仕事の成否、不安は尽きませんがまず自分を信じてみてください。
心配の大半は薄れませんか?
私も最初は難しかったですが、深呼吸と決めゼリフを使って小さなことから練習してみてください。
心配性だって大丈夫!
ヒーローになったつもりで呪文をキメて、なんだかんだ楽しく生きていきましょうね。
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