みなさーん、「明日にしよう」と思った仕事が急に心配になり、遅い時間や休日にやってしまったことはありますか?
そしてそんな「休めない自分」を責めてしまったことはありませんか?
私はつい先日やっちゃいました。こんな記事を書いた直後だったのに、、、。
ところが深夜に仕事が終を終えた後、妙に爽やかな気分だったんです。
いつもなら心配性の自分を責めてしまうのにどうしてだろうと考えて
「これは過剰な心配じゃない、仕事に最善を尽くしたんだ」
と気づきました
ここで「それは仕事中毒では?」と思われた方もいらしゃるかもしれません。
そこで、過剰な不安感から仕事をしてしまったのか?より良い仕事をしたのか、見分けるポイントを考えてみました。
- 仕事内容が良くなってるか?(納期が早まる、クオリティが上がる)
- 不安感が減るか?(やれることはやった、という納得感を得られそうか?)
- 自分を犠牲にしすぎてないか?(健康や家族との時間を守れているか?)
です。
どういうことかご説明したく、よかったら続きを読んでください。
- 「明日できることは今日やるな」ができなかった日
- 最善を尽くした、と思えた残業
- 基準1:納期が早まる、クオリティが上がるなど仕事内容が良くなってるか?
- 基準2:その残業をして不安感が減るか?
- 基準3:残業で自分を犠牲にしすぎていないか?
- まとめ:責任感の強いみなさん、ときには自分を褒めてください
「明日できることは今日やるな」ができなかった日
仕事術の一つとして「明日できることは今日やるな」という言葉がありますね。
効率的に仕事を進めたり、ワーカホリックを予防する意味で大切な言葉だと思います。
しかし心配性の私はそれが苦手、手元に仕事が残っているとソワソワ落ち着かないのです。
特に先日の私が典型的でした、、、。
ある程度残業しても終わらない仕事があったので、「緊急というわけでもないし、明日また対応しよう」一旦そう決めてパソコンを閉じました。
しかし夕食もお風呂も終えた午後10時、なんだか急に落ち着かなくなってしまったのです。
このままだと安眠できそうにない。
私は自分の不安に降参して、再びパソコンを開き結局深夜まで仕事をしてしまいました。
いちど「明日」って決めたのに、緊急ってわけでもないのに、オン/オフをうまく切り替えられない自分が嫌になりました。
最善を尽くした、と思えた残業
ところがその仕事が片付いた後、なぜか気分が爽快だったんです。
その仕事は緊急ではなかったけど、私が夜のうちに終えたことにより、翌日多くの人がスムーズに進められるようになるものでした。
そのため、達成感やみんなに貢献できたという実感を得られたんだと思います。
「過剰な心配で無駄な仕事をしたんじゃない、最善を尽くしたんだ」
そう思うことができました。
しかし、もっと早い時間に判断できればより良かったなぁ、と思ったので、自分なりの判断基準を3つ作りました。
基準を作っておけば自分が不安で無駄空回りしているのか、仕事中毒になってないか、見分けるのにも役立ちそうです。
基準1:納期が早まる、クオリティが上がるなど仕事内容が良くなってるか?
明日に回せる仕事を残業してまでやるのなら、
- 納期が早まって取引先に喜んでもらえる、
- 資料が見やすくなって同僚も自分も助かる、
など、仕事内容に進歩や向上がないと意味がありませんよね。
もちろん過剰なクオリティを追求したり、誰も喜ばない完璧主義に陥る危険はあります。
しかしこの基準によって、上司の承認が要る、他部署が動かないとこれ以上進まない、など、自分ではこれ以上どうしようもないことなのにクヨクヨと残業してないかをチェックできそうです。
基準2:その残業をして不安感が減るか?
ただ不安に駆られて残業をしているときは、何時までやっても納得感がありません(過去なんども経験済み)。
しばらく残業をしてみて不安が減らないようなら、潔く中断して明日に自分に任せたいと思います。
疲れた頭で、しかも心も不安なまま続けても良い仕事はできないですもんね。
反対に今回のように手応えを感じられるなら、そのまま仕事を進めるのも良いと思います。
もちろん無理は禁物、そのことは基準3でチェックします。
大切なのは自己観察ですね。
時々ふーっと一息ついて、自分の心と頭と体がどんな状態か観察することが大切だと思います。
基準3:残業で自分を犠牲にしすぎていないか?
そもそも仕事には最善を尽くすべき。
しかし基準を設けないとキリがないし、自分の健康や時間を犠牲にすることになりかねませんよね。
- 心や身体に疲れがたまっている
- 睡眠不足が続いている
- 自分や家族、友人との時間が削られている
こんな時には自分を優先した方が、かえって良い仕事ができるように思います
変更や他者の都合、予想外のトラブルなど、自分ではコントロールできないことが多いため、自分を優先するのは簡単ではありません。
しかしできるだけ、自分のコンディションも含めてベストな状態にすることこそが「最善を尽くす」ということになるのかな、なんて思いました。
まとめ:責任感の強いみなさん、ときには自分を褒めてください
今回の「不安をFunに」する方法は
- 不必要な残業をしてないか判断基準を作る
- 自分のコンディションを含めて「ベストな仕事」を考える
でした。
仕事内容や社風、繁忙期かどうかによって「必要な残業か?」判断する基準は変わってくると思います。
しかし心配性さんは責任感が強く、ついつい無理してしまいがち。
残業の判断基準を作って、少しでも自分を大切にしていただきたいと思います。
そしてもう一つお伝えしたいことが!
たまには自分を褒めませんか?
残業しなくても罪悪感あるし、残業したらしたで「私は生産性が低いのか?」と自分を責める。
もし皆さんにこんな一面があるなら、ちょっと反対に考えてみてください。
「今日は自分を大切にして残業しなかったぞ」
「今日は深夜まで残業して最善を尽くせた」
などなど。
皆さんぜーったいいつもガンバってらっしゃるんです。
毎回は難しいかもしれないけど、時には頑張る自分を誇りに思って、明日への活力にしていただきたいなー、と感じます。
心配性だって大丈夫!
ときには自分を誇りに思いつつ、なんだかんだ楽しく生きていきましょうね。
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